チャレンジクラス

「インクルージョン」の理念は、多様性を重んじる考え方としてうまれ、個々人が持つ多様な価値観を認めようとするものです。この「インクルージョン」を理念として据えたインクルーシブ教育は、障害児・健常児の区別なく、人として存在し、共に生きる仲間としてこの子達を受け入れるというところから出発します。インクルーシブ教育は基本的には一元論の立場をとり、通常教育と障害児教育を統一された一つの流れの中（メインストリーム）に位置づけそのシステムを組み立てようとする教育です。メルケア　チャレンジクラスは、療育支援の観点から、このクラスにおいて、児童が課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶパーソナライズ学習を実践していきます。

メルケアみなとセンターは原則として保護者同席の個別療育支援ですが、このクラスは、一日に５名以内の小集団学習活動の一環です。従って個別支援とは異なり｢小集団の中で着座でき指示内容が理解できる児童を対象とし、漢字検定、算数検定、英検Jrにもチャレンジしていきます。

◇対象児童：メルケアみなとセンターに児童発達支援に通所している児童。

◇時間：平日・祭日:午後１時３０分～５時　

◇定員：５名以内／１日　原則として保護者同席です。

◇内容：小集団の形態での個別支援と学習介入、就学前の模擬授業練習

◇外国籍利用者、帰国子女のためのイングリッシュネイテイブによる英語だけのスピーチセラピーは児童発達支援でご利用できます。